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  • 2012.06.21 Thursday
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マラウイ通信事情

 

ここマラウイでも、携帯電話の普及は著しく、「お金がない」と騒ぐ人でも携帯は持っているという不思議な現象が起こっています。家に電気がない人でも、市場の充電屋さんで充電できます。
マラウイの携帯電話会社は「TNM(Telecom Network of Malawi)」と「Zain(ゼインと読む)」の2社。
地域によってカバー率が異なり、私の任地では最近Zainは絶不調です。
JICAからは、緊急連絡用に両社の携帯電話が支給されています。

携帯電話を使うには、
(1)電話機本体を買う。
(2)TNMまたはZainのSIMカードを買い、電話機にセットする。
(3)プリペイドユニットを買い、チャージする。(ユニット:15桁の番号が書かれているカードで、購入後スクラッチして電話に入力する:写真左は5ドル分で、750クワチャ)
(4)通話、またはショートメッセージを送る。
といった手順を踏みます。


ユニットは100ユニットで1USドルということになっていますが、TNMは150クワチャ・Zainは160クワチャです。同じ携帯会社同士なら、通話1分50ユニット位でしょうか。25・50・100・500・1000ユニットの5種類が買えますが、田舎では500以上のユニットはお目にかかれません。
お金に困っている人は、ユニットを節約するためにフラッシュ(いわゆるワン切り)を多用したり、携帯会社のサービスの一つである「電話して下さい」メール(無料で送ることができる)を使っています。
ちなみに国際電話もできます。日本にかけると1分200ユニット位です。
公衆電話と同じで、ユニットがなくなれば電話は切れます。
ショートメッセージは、異なる携帯会社の電話にも送ることができます。外国に送ることもできるので、他の国に派遣された隊員ともこれで連絡を取ることができます。

電話機自体は、白黒の液晶のものから、ムービーを撮ったり音楽をダウンロードしたりできる最新機種まで幅広く出回っています。携帯電話を見れば、持ち主の経済状況が一目瞭然です。

最近、携帯電話会社が提供するUSBフラッシュメモリタイプのモバイルインターネットサービスが登場し、隊員の多くはこれを使ってインターネットをしています。(写真右)
使い方は電話と同じで、ユニットをチャージし、やりとりしたデータ容量分だけユニットが消費されます。Email1通1ユニットもかからないので、調子が良ければ電話よりもはるかに経済的なのですが、調子が悪いとデータ送受信中に何度も切断したりして、何もダウンロード出来ていないのにユニットだけ減っていく、という悲しい事態になります。TMNはここ2ヶ月ほどそんな状態が続いています。

携帯電話の話ばかり書きましたが、他の通信手段もあります。
携帯電話以外にも普通の回線電話もありますが、最近は携帯電話に押され気味です。
また、大きな町に行けばインターネットカフェがあり、1分5クワチャ位でネットができます。
うちからバスで2時間ちょいの旧都・ゾンバでは、Windows Vistaを搭載したパソコンで日本語入力が可能なお店があります。


それからアナログな通信・郵便ももちろん健在です。日本へは葉書一枚110クワチャで、3週間〜1ヶ月で届くようです。


まだ携帯電話が普及していなかった頃、隊員間の連絡は無線を使っていたらしいです。
今は携帯電話が貸与されるようになったので、無線の貸与はなくなりました。

しかし4月の半ば頃、うちの任地では全く携帯電話がつながらない状態が1週間ほどあり、
うちの任地はまだ無線があったほうがいいんじゃないか?と思ってみたり。


目には見えない力

 時々、私には相当強力な守護神が付いているんじゃなかろうか、と思うことがある。
協力隊派遣が、アフリカの中でも平和で過ごしやすい気候のマラウイに決まったことも、
訓練所で同じ班のメンバーに恵まれたことも、
マラウイ同期隊員に恵まれたことも、
任地が都会過ぎず、僻地過ぎず、人の良い地域だったことも、
配属先が空中庭園みたいな、設備の整ったMbenjere Secondary Schoolになったことも、
同僚が気の良いおじ様2人であることも、
ご近所さんに恵まれたことも、


自分では選べないことばかりなのに、すごくすごく良い巡り合わせで、
こんなに良くしてもらって、私は彼らに何を返せるんだろう?


今週ほど、守られていることを強く感じたことはない。

今週一週間、ゾンバのMulunguzi Secondary Schoolというところに泊まり込みで理数科教員再訓練の研修を受けていた。
対象は、全マラウイ理数科教員。(家庭科含む)
Mulunguziはゾンバ県の教員が集まる場所なのだが、家庭科の教員は人数が少ないので、マラウイ南東部の全地域(マンゴチ・バラカ・マチンガ・ゾンバ)の教員がMulunguziに集まった。
ちなみに私の学校はマチンガ県にある。

移動の日、道を歩いていると、見知らぬ人が重い荷物を運んでくれた。
同じ部屋になったのは、頼れるお母さんみたいなマダム、ンブェンブェさんだった。
部屋も、保健室というか、病人用のきれいなところだった。
(他の人は普通の生徒の寮に泊まっていた)
「肉と米しか出ない」と聞いていた食事も、意外と野菜が出てきておいしかった。
研修中、隣の席になったギフトさんは、先輩体育隊員の教え子で、
逆隣りのマーサさんは、先輩家政隊員の親友だった。
色んな人が「マイコ、マイコ」と話しかけてきてくれて、
「今度うちに遊びにおいでよ」
「近くに来たら案内してあげるから、連絡ちょうだい」
と、電話番号をくれたりした。(まあこれは社交辞令も含まれているだろうけれど)

帰りのバスに乗り遅れないようにと、同僚がバスを引きとめてくれていた。
リウォンデで本当は乗り換えないといけないんだけれど、そこで別の同僚が拾ってくれたおかげで
ものすごく早く帰れた。(その車は、看護師である同僚の奥さんの病院の救急車だったのだが…)
同僚が帰り道、重い荷物を持ってくれたおかげで、私は行きも帰りもとても助かった。


木曜の朝、同じ会場で研修を受けていた同期K君が盗難に遭うという悲しい出来事があった。
木曜の夜、「今夜はうちが狙われるかもしれない」と、私がいるせいでンブェンブェさんに怖い思いをさせてしまったのに、彼女は私を気遣って色々な対策を取ってくれた。


私は本当に恵まれている。
ここまで恵まれていながら、それに報いるだけの仕事をしているのか?というと
イエスとは言えない自分…。
もっともっと、頑張らなきゃ!!と思った一週間だった。


お金は大事だよ

 同僚(男性)の婚約式に招かれました。
職場の先生方と共に、まず最初に彼の実家に挨拶に行き、お昼を御馳走になりました。
彼自身は、私と同じ教員住宅に住んでいるので、実家を訪れるのは初めて。
実家は旧都ゾンバ。任地からバスで2時間強かかります。

彼の家は、ものすごい豪邸でした。
正直、日本人の私よりもいい暮らしぶりかもしれない。
カルチャーショック。
お金は、あるところにはあるんだ。

まぁ、少し考えればわかることです。
マラウイで学校の先生になるような人は、大学まで行く経済的余裕がある人なのだから、
大概の人は結構裕福なわけです。

それで、お昼を食べてから、トラックの荷台に皆で乗り合わせて会場に移動しました。
彼の家にいる間から、音楽隊(と言っても楽器は太鼓と鍬だけ)が演奏していたのですが、
トラックの上でも引き続き演奏。そしてみんなが合唱。
会場に着く前から、みんなノリノリです。

予定では1時からだったのですが、彼の家を出発した時点ですでに1時すぎ。
そして到着した会場は、まだセッティングが終わっておらず…
結局始まったのは2時近く。さすがマラウイ。
準備が終わるまで、出席者の女性たちは会場の外で踊って待っていました。

着席すると、プログラムが配られましたが、チェワ語なのでちょっと分からん…
隣に座った教頭先生に内容を聞くと、どうやら先輩(?)から結婚生活のアドバイスが送られる
模様。
しかしバスの時間もあり、そのプログラムは結局見られず。

さて、マラウイの結婚式と言えば、お祝いとして参加者が主役たちにお金を撒く習慣があります。
今回の婚約式も同様。っていうかこれしか見れなかった。。。

新郎・新婦が代わりばんこにかごを持って、
司会者に呼ばれた参加者が前に出て、踊りながらお金をかごに投げ入れます。

参加者は富裕者層が多かったこともあり、
最高紙幣500クワチャが惜しげもなく撒かれるという太っ腹ぶり。
(ちなみに任地では100クワチャあれば1日暮らせます。)
司会者も「もっと撒け」とばかりに煽る煽る。

話に聞いてはいたけれど、すごい光景でした。
そしてやっぱりカルチャーショックを受けました。
「お金を投げる」という行為自体が、ちょっと信じられないというか。
しかも、かご目がけて投げているはずなのに、床に相当散らばっていて、
それを全然気にせず踏んだりしているのが、また信じられないというか。
お金に対して失礼なんじゃないかと思ってしまう。
何だか、日ごろお金がないないと言っている割には、
あまりお金を大切に扱っていないような気がする…。

いつまでたってもお金を撒き続けているので、
途中から会場を抜け出して、子供と遊ぶ不謹慎な私。
でも結構同僚も外に出ていました。
中にいたら、呼ばれたらすぐにお金を撒きに行かないといけないので、
自主規制(?)していたようです。

そんなこんなで、4時半には会場を後にしました。
おめでたいことなのに、素直にお祝いできなかった自分に自己嫌悪した1日でした。

 


 


まーこちんの日常(学校編)

 

私の勤めるMbenjere Secondary School の一日を紹介します。

Secondary Schoolは、日本でいう中学3年生から高校3年生が通う、4年制の学校です。

タイムテーブルは以下のとおり。(学校によって違う)

  7:308:10

  8:108:50

  8:509:30

  9:3010:10

休憩

  10:2511:05

  11:0511:45

  11:4512:25

休憩

  12:4013:20

  13:2014:00

という、40分×9コマが基本です。

うちの地域はムスリムが多いので、ムスリムのお祈りの日である金曜日は7時間目までで終了です。

 

生徒は7:00頃から登校してきます。

 

駐輪所は木の下。

 

水曜日はカジュアルデーで、私服です。


月曜日の1時間目は朝礼でほぼつぶれます。

朝礼の最初は国歌斉唱から。

 

マラウイの子たちは皆歌がうまいです。

リーダーが1フレーズ歌って、それに合わせて皆アカペラで歌います。

日本人と声の出し方が違う気がします。

 

先生たちは舞台の上に座っています。

舞台上には大統領の顔写真。公共の場にはいたるところにこの写真が飾ってあります。

 

先生からのアナウンスが終われば終了。

 

授業科目は英語・チェワ語・社会・地理・歴史・数学・生物・物理/化学(一つの科目になっている)・家庭・農業・体育・ライフスキル・コンピュータがあります。

同僚の家庭科教師・アンドリューの授業風景。

 

ちなみにチャイムを鳴らすのは、タイムキーパーに任命された生徒(4年生)の役目です。


休憩時間になると、教室の外でしゃべっていたり。


お金を持ってきていれば、マンダシ(サーターアンタギーみたいなドーナツ)やブルンディ(パン)、チグム(トウモロコシの粉で作ったマフィンみたいなもの)、チトゥンブワ(バナナとトウモロコシの粉で作った揚げパン)、フリッジ(ジュースを凍らせてビニール袋に詰めたもの)などを買って空腹をしのぎます。学校の近くにはお店がないので、近所のマダムが売りに来ます。

 



中にはビスケットを一枚2クワチャで売りさばく生徒も。

生のお米を洗ったものをビニール袋いっぱいに詰めて、それをおやつにしている子もいます。

その辺の木からマンゴーをもいで食べている子もいます。

何も食べられなくて、空腹を訴えてくる子も結構います。

 

最初の休憩時間に、先生たちは職員室でお茶をします。

ニド(粉ミルク)と砂糖を混ぜたものをお湯に溶かして飲んでいる人が多いです。

お好みで紅茶やリコフィーというインスタントコーヒーを加えます。

 

そんなこんなで、2時には終了です。

当番が掃除をして帰ります。

2時半からOpen School(夜間学校みたいな)が始まります。

 

 

ある金曜日、午後からスポーツ大会が行われました。

男子はサッカー、女子はネットボール(バスケットボールに似ているけど、こちら独自のスポーツ)で、一年生対二年生、三年生対四年生の試合。

応援には生徒以外にも近所の子供たちがいっぱい来ていました。

 

サッカーはユニフォームがなくて、服を着ているチーム対着ていないチームの対決です。

ほとんどみんな裸足です。

 

マラウイでは、女の子は短いスカートやズボンをはくことはあまり良しとされないのですが、ネットボールの時だけは別です。

 

おもしろいTシャツを着ている子を発見。
 

  そんなこんなで、楽しくやっています♪

 

 


新年の抱負

 あけましておめでとうございます。
今年もまったりマラウイ日記、ぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いいたします。

1月4日、記念すべき第一回の授業を行いました。

うん。

ぐだぐだ!!

同僚の家庭科教師、アンドリューの監督の視線が怖すぎでした。
マラウイアンのまじめな顔は、迫力がある。

もっと精進せねばなりません。


隊員総会のため、昨日から首都リロングウェに上がっています。
久しぶりに同期で集合して、テンションが上がります!!
このメンバー、ほんまに好きやなぁ〜

昨日は新隊員が到着して、もう新人ではなくなりました。
時間は流れていきます。


今日は気合を入れるために、坊主にしてみました。

同期のみんなが代わる代わるやってくれて、ドミ委員長が仕上げをしてくれました。
煩悩を断ち切って、活動に専念したいところです。

でもこのまま出歩く勇気がないので、スカーフでごまかします。

初めてこのスタイルを見た時は「なんて優れモノなんだ!!」と思ったものです。
これを巻いているマラウイアンは結構見かけます。髪が長く見えるんです。

「こんなに短くするのは、罰ゲーム以外あり得ない」
と言われましたが、ここでしかできないと思うので、思いきってみました。
嫁に行けないとか言わないで(笑)当分行く予定もないので。

ようやく

 JICAドミトリーには10月半ば頃から、

「11月16~18日にダニ駆除の薬剤散布を行うため、ドミトリーは使用できません」

という貼り紙がなされていました。

その頃はまだ、赴任は11月1週目だと信じて疑わなかったので、

「自分には関係ないよなぁ〜」と思っていました。



ところが。
16日になっても、赴任のめどが立たない。



そこで、ダニ駆除の間、公費で近くの「KOREA GARDEN LODGE」に泊まることに。

同期シニアのTさんが、マラウイ到着当初からずっと泊まってらっしゃるところ。

日本人始め、アズング御用達のホテルです。

経営者の奥さんは、何と元マラウイ隊員。

とっても快適。



Tさんの部屋にはテレビがあり、NHKを見ることができます。

昨日、久しぶりにNHKを見て、



日本人がいっぱい映ってる!!
マスクしてる人ばっかり!!ダウンまで着てるし!!
為替と円の相場が!!円って!!


マラウイアンに囲まれ、季節は雨期前の夏、すっかり通貨クワチャに馴染んだ私には、なんだか新鮮に映りました。




そんなこんなで、赴任を待ちわびていた私とK君でしたが、
ようやく明日、赴任することになりました。

結局ディーゼル調達のめどが立たず、JICAのガソリン車で行くことに。
内陸国かつ資源の少ないマラウイは、何かと不利なことが多い気がする。



ドミトリーでアンニュイ(?)な時間を過ごしていた私でしたが、
理数科の先輩が2週連続でケーキを焼いて下さったり、
また別の理数科の先輩がピザを焼いて下さったり、
ドミ委員長がいろんな素敵スポットに案内して下さったり、
早々に赴任していなかったら多分会えなかった19-3次隊の先輩に会えたり。

赴任が遅れたなりに、良いこともたくさんありました。
出会いを無駄にしないよう、大切に。


明日からしばらく、首都リロングウェとはお別れです。


次に来るのは、1月にある隊員総会。
その時には、もう次の隊次が来ている。


同期はどんな風になっているかな。
私は少しは、チェワ語もヤオ語も英語も話せるようになっていたい。



相次ぐ赴任延期

 ディーゼル不足は思ったより深刻なようで、
赴任は来週火曜日以降に延期となりました。

…以降?!

なんとか新学期が始まる12月7日までにいけたらいいなぁ。


ドミトリー生活がどんどん長引いていきます。


ところで首都のJICAドミトリーでは、ほとんど日本と変わらない生活が送れます。

とりあえず、南アフリカ資本のスーパーマーケット「SHOPRITE」に行けば、ほとんど何でも手に入るので、物に不自由することはありません。高いけど。

掃除はハウスキーパーさんがやってくれるので、いつも綺麗に保たれています。

インターネットも有線LANで、混んでいなければ好きなだけできます。
隊員同士で、音楽・ドラマなどのデータ交換も盛んに行われています。

日本から雑誌や物資(主に日本食)を送ってもらっている人もいて、本棚には半年前のCAMCANが並んでいたりします。

電気・水道完備で、お湯だって出ます。
キッチンには炊飯器やオーブン・電子レンジもあり、冷凍庫・冷蔵庫もあるので、料理に不自由することもありません。
先輩隊員が置いて行ったくれたのであろう、食器や調理器具も充実しています。

同期が赴任する前には、ここでいろんな料理を作っていましたが、
私とKくん2人では、ご飯・味噌汁・肉野菜炒め、に相場が固まりつつあります。

昨日なんて、昼食を作るのがついに億劫になってしまい、
ドミトリーの近くにある「ボヘミアンカフェ」という素敵カフェでランチを食べてみたり。

先輩隊員が入れ替わり立ち替わりやってきて、いろんな話をしてくれます。
NTC(二本松訓練所)以上の濃ゆいメンバーの方々です。

事務所に用事があったり、
犬やサソリにかまれたり、
謎の発熱の療養だったり、
隊員会や分科会の会議があったり、
とりあえず週末を過ごしに来たり、
任国外旅行のための前泊だったり、

とりあえず、誰かしらドミトリーにいます。
とても恵まれたところです。
一泊100クワチャ。
でも赴任前の新規隊員はタダで泊めてもらっています。


早く赴任して任地に馴染みたい。



アルバート・モチドメ・カトリーヌ・リキ

りき
 K君が先輩M隊員から受け継いだわんこです。
略して「リキ」

私は犬が苦手だったんですが、
リキだけは別格です。
むちゃくちゃかわいい!!

そしてこの名前は、因縁めいていて余計にかわいがりたくなる。



ところでマラウイの隊員は、犬を飼っている人がとても多いです。
マラウイアンは犬を怖がるので、防犯のためということもありますし、寂しさを癒してくれるというのもあります。


私も飼えるものなら飼いたいところですが、
我が家は狭いということもあり、
また税金で養ってもらっている肩身の狭さもあり、
結局飼わないことになりそうです。




穀潰しの日々

10月の最後の週で、現地語訓練も無事終了しました。

関係省庁を訪問し、いよいよ赴任の時期がやってきました。


まずはエイズ対策のKちゃんとJくんが4日に赴任。
J君は無事辿り着いたようですが、Kちゃんはタイヤがパンクしたとかで、結局着いたのは翌日。


そして青少年活動のMちゃんは、4日に迎えが来るはずだったのですが、

リロングウェにお迎えが到着したのは18時。
その日のうちに南の果てムランジェに行くのは無理だろうということで、結局翌日に出発。
しかも燃料不足でブランタイヤに1泊し、6日にようやく着いた模様。


それから栄養士のAちゃんが、7日に赴任。
こちらはリロングウェでお買いものしたい人が便乗していたらしいですが、後は問題なく着いたようです。


で、残された理数科のK君と私。
9日に赴任する予定でしたが、マラウイ全土でディーゼルが不足する、という事態が発生し、
11日に延期されました。

場合によっては、まだ延びるかもしれません…。

何もせずとも、生活費ももらえ、国内積立金も頂けるという。

ボランティアなんて名ばかりの、非常に申し訳ない状態です。


そんな穀潰しの状態で、JICAって、協力隊って、いったい何やねん、という話をしていました。


私とK君は、「中等理数科現職教員再訓練プロジェクト」に参加することになっています。
マラウイのセカンダリースクールの先生は、プライマリーの免許しか持っていない人がたくさんいるため、レベルアップを図るためにこのプロジェクトが組まれたようです。
しかし、協力隊員は新卒、あるいは現職でも経験の浅い人が多いのです。
こんな若造が、現場で働いてきた先生方の再訓練を担うなんて、日本では考えられないと思います。
私たちにとってはいい経験になるかもしれないけど、本当にマラウイの教育の発展に貢献できるのか?と考えると、
ちょっと疑問です。
現場でのマンパワーにはなるかもしれないけど、長期的な視点から考えると、どうなんだろう。
しかも物理や化学は世界共通だけど、家庭科って国によって差がありすぎるし、
私はマラウイの生活についてまだ何にも知らないに等しいし、
日本のやり方を紹介するといっても、それが果たして役に立つのか?という気もするし。


赴任する前から、不安と疑心暗鬼とで、ぐるぐるしています。




任地訪問!!

 語学研修の合間に、任地訪問に行きました。

自分でアポイントメントをとって、一人で行って、一人で帰ってくる。

今まで一人旅などしたことがなかったので、本当に不安だらけでした。



私の任地は、Ntajaという町にあるMbenjere Secondary Schoolです。

校長のMr.Namachaは、数学の先生で、45歳くらいらしい。

電話をすると、
「その期間は卒業試験中で試験監督のため、ほかの学校に出向いているので、次の週にしてほしい」とのこと。

(注:マラウイでは、日本の小学1年生〜中学2年生までがPrimary School、中学3年生から高校3年生までがSecondary Schoolに通うことになっています。
Secondaryの2年で進級試験が、4年で卒業試験がそれぞれあり、合格しないと次のステップに進めないことになっています。)

しかし、次の週はまた語学研修が控えており、行くことができません。

つたない英語でなんとか20日に会う約束を取り付けることができました。



19日朝。
同期のメンバーで一緒にバスデポ(バス乗り場)まで行き、それぞれの任地に向かうバスに乗って別れました。
私がバスに乗ったのは6:40

そして

発車したのは9:40


「満員になるまで発車しないので、運が悪いとかなり待たされる」
ということは行く前から聞いていたのですが、
噂どおりでした!!


バスが停車していると、物売りがたくさんやってきます。
私は黒人さんばかりの中でとても目立つので、窓を叩いて気を引こうとする売り子さんが何人もやってきました。

売っているものは、飲み物(コーラ・ファンタ・ビニール袋に入った水・マヘウというトウモロコシから作った濃厚なドリンクなど)、軽食(ドーナツ・パン・サモサ・ゆで卵など)は分かるのですが、

Lilongweで発車する前は、懐中電灯を売りに来たり、よくわからん雑貨を売りに来たリ。

道中で停車すると、玉ねぎやニンジンの束を抱えてやってくる売り子さんがたくさんいて、びっくりしました。
いや、長旅に野菜はいらんから。

でも後ろのおばちゃんは、キャベツを買って豪快にむしっていました。


1日目は、Liwondeというところで宿をとることにしました。
私の任地Ntajaは、そんなに都会ではないので、泊まるところがないかもしれないと言われたからです。
LiwondeにはNational Parkがあるので、泊まるところは多分あるだろうと。

バスでおよそ4時間半。14時にLiwondeに着きました。


宿を探す前に、葉書を出そうと思って、郵便局に行きました。
道行く人に尋ねたら、自転車タクシーを拾ってくれて、
「これに乗っていけばいいよ」
とのこと。

チャリマト
こんなやつです。
初自転車タクシー!!10分くらいで着きました。

郵便局で日本に3枚絵葉書を出しました。
1枚120クワチャ。全部20クワチャ切手で渡され、局員のお姉さんが見本に1枚分、豪快になめて貼ってくれました(笑)
狭いスペースに、値段だけ見えるように、重ねて貼ります。


それから宿を探しました。
「JICAのフィールド調整員から言われたところは危ないので、高くてもいいから安全な所に泊まるように」
と、ボランティア調整員から言われ、紹介されたところをあたったのですが、

泊まりたかったところはあいにく空きがなく、ちょっと値段の高いロッジに泊まりました。



翌日はいよいよNtajaに行きました。
Liwondeからバスで1時間半。

そこは、完全にアウェイでした。
目立ちすぎる私。取り囲む周囲の人々。
私は、宇宙人なのか?!と思いました。
迎えに来てくれた地理教師Francisに会うまで、むっちゃ怖かった!!

自転車タクシー2台で、学校まで行きました。
20分くらいで、小高い丘の上にある学校に到着。

いろんな人が、一気に自己紹介をしてくるので、全然覚えられない(汗)
でもみんないい人でした!!

私の名前は「まいこ」なのですが、
現地の人には「」Mike」に聞こえるらしく、
「男の子みたいな名前だね〜」
と、いろんな人に言われました。

ファンタを御馳走してくれたのですが、マラウイアンは皆ビンの王冠を歯で開けるので、栓抜きを探すのに苦労していました。
ごめんなさいひ弱で…。

校長先生にアポを取ったはずなのに、Namachaはやっぱり試験監督で17時まで戻らないとのこと。
宿、どうしようかな…と思いながら、様子が分からず待つことに。


私の面倒を見てくれるのは、家庭科と地理を受け持つ42歳男性教師、Andrew。
マラウイでは、教師の数が全然足りていないので、2教科以上受け持つのはごく普通のことのようです。


Andrewが調理室を案内してくれました。
調理室には電気クッカーもステンレスのシンクもあり、ミシンも思ったよりたくさんありました。
たぶん、マラウイの中ではかなり恵まれた学校だと思います。

あれ、Andrew、何か食材を持っています。

「Maiko、材料を買ってきたからここで昼ご飯を作ろう!!日本の料理の仕方を教えてくれ!!」


ええー!?


材料は米、トマト、玉ねぎ、グリーンリーフ、卵、油、そして塩。


Andrew、ごめんなさい。私の能力では、この材料で和食を作ってあげられない。


結局お米を炊いて、後の材料でスープを作りました。

「ずいぶん変わった料理の仕方だね〜」

と言われましたが、確かに適当すぎた。

Andrewも、トマトと玉ねぎのオムレツを作ってくれました。


彼の料理はおいしかった。私のは…微妙。

でも二人で一緒に食べました。


それからいろんな先生とだらだらしゃべりながら、Namachaの帰りを待ちました。


結局17時になっても帰って来られず。


その間に家を案内してもらいました。



学校敷地内の教員住宅です。



走ったら30秒で学校に着きます!!


ご近所さんはみんな先生です。



これが私の家です。部屋はここのみ。
ほかの隊員宅に比べると、こぢんまりしているんですが、
一人暮らしには十分です。思ったよりもずっときれい。



外に台所、シャワー室(水のみ)、トイレ(何と水洗!!)があります。
この背側右手が部屋で、左手が入口です。


電気はソーラー、水は井戸汲みという隊員もいる中、私は恵まれているの一言に尽きます。


18時頃に無事Namachaとも会えて、成り行きで自分の部屋に泊まっていくことになりました。
快適快適。これからいろいろカスタマイズしていこう。




翌日。
昨日のお昼を作りすぎたので、残りを晩・朝と食べていたら、Andrewがやってきました。
「Maiko、なんで同じものばっかり食べてるんだ?食べるものを変えたらいいじゃないか!!」
と言われたんですが
「だって、もったいないし」
ということを、うまく伝えられず。


マラウイの朝は早いです。
生徒は7時ごろから登校してきて、7:30には1時間目が始まります。
一日40分×9コマあり、3:00には学校は終わりです。


Andrewが授業をするというので、見せてもらうことに。
最初に教室であいさつしたら、
「Good morning,Madam」
と言われ、くすぐったいような照れくさいような。
でも自分がMadamって歳なのが正直信じられない。


Andrewの授業はすごくいいテンポで、板書を写してみたんですが正直必死でした。
日本語で同じことやれって言われても、私には到底無理そうだなぁ〜

途中で内職していた生徒が締め出され、
後からどうするのか聞いてみたら、「罰則を与える」とのこと。
調理室の掃除をさせるらしい。


その後、道が分からない私のために、Andrewが自分の授業をFrancisに代行で頼んで、
バスデポまで送ってくれました。かたじけない。


チャリマトで通ったのは遠回りの道で、近道を通れば歩いて20分でバスデポに着けました。


この町に、住むことになるのか〜。
早く、なじめるように頑張ろう。



そのあと、Domasiに住む先輩の体育隊員宅に遊びに行きました。

もう日本人に会えるだけで、ほっとしました。


彼の家は、うちに比べると豪邸です。

もう一人、放送技術の先輩隊員と合流して、

体育隊員の任地Domasi教員養成大学を見学し、

彼の旧家を見に行き、

日本のODAで出来たチャンボ(淡水魚の一種)の養殖場を見学し、

バーでファンタを御馳走になり、

庭で剣道とバドミントンとバレーをし、

そして夜はムランジェの同期隊員Mちゃんと野菜の先輩隊員も合流して、焼き肉を御馳走になりました。
至れり尽くせり。


そんなこんなで、翌日はLilongweに戻り、任地訪問も無事に終了。


意外と、一人でも動けるもんだね。うん。

















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