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  • 2012.06.21 Thursday
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幸せの価値観

2年間、日本を離れてマラウイに暮らしてみて思ったこと


人は、生きることに直接関わる仕事から離れれば離れるほど、心が荒むんじゃないか?


生きることに直接関わる仕事というのは、

畑を耕して作物を育てたり

井戸で水を組んだり

山で薪を採ってきたり

火を起こして煮炊きしたり
ということ。



これらの仕事っていうのは、一見すると手間がかかって面倒で、できる限り楽をしたいと思うのが普通かもしれない。

その「何とか楽をしたい」という気持ちが今の日本の繁栄を築いたことは否めないし、私もその恩恵に与っている。


でも、楽になったから皆が幸せになったかと言えば、どうもそうではない気がする。


隊員や同僚がよく
「この国には娯楽がない」
と嘆いていた。


娯楽って、生きることに直接関わる仕事をしなくてよくなった代わりに、
その空いた時間を埋めるため必要になるものなのではないかな。


音楽 テレビ 映画 スポーツ ショッピング 読書 インターネット グルメ


今の日本ではありふれていて、当然のようなもの。

その中のいくつかは、「趣味」という枠を形作り、人を近づけるツールになったりもする。


あれば楽しいことも多いだろう。

心を豊かにするものも多いだろう。

人と共有することで生まれる、新しい発見もあるだろう。


でも大概のものはお金がかかるもの。
人々は食い扶持を稼ぐだけでは満たされない。
何故なら、娯楽が手に入らないから。
少しでも多く稼ぎたい、何故なら、娯楽を楽しむ懐の余裕が欲しいから。
(これは極論で、人が働く理由は他にも色々あるとは思いますが…)

そして少しでも多くの稼ぎを求めて、長い時間働く。

我が子の顔が見られないくらいに。

関係が壊れるまで、パートナーと話す時間も取れないくらいに。

心を病んでしまうくらいに。



とても時間がかかるはずの、生きることに直接関わる仕事から解放された私たちは、代わりに一体何を得たというのだろう。



残留農薬が心配だという。

食品添加物が心配だという。

浄水器がないとカルキ臭いという。

原子力発電所から出る放射能が心配だという。


生きることに直接関わる仕事をしなくなるって、楽になる分、そういう問題と向き合わなければならなくなるってことではないのかな。


避けては通れない。
だって自分じゃない人がやるのだから。



というわけで、娯楽が少ないマラウイの人たちの方が、生活満足度が高い気がしたまーこちんでした。

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  • 2012.06.21 Thursday
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  • 21:30
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コメント
あけましておめでとうございます。
僕もだいたい同じように思います。
マラウイ人があまりお金にうるさくなければ、もっとよいのですが。
  • ゾンバの石川
  • 2012/01/01 12:24 AM
おめでとうございます!!
まさか、石川さんに発見されていたとは。
(タイトルで引けば簡単に引っ掛かるか…)
マラウイアンがお金にうるさいのは、援助した側にも責任があるのかもしれないと思ったりするんですが、どうでしょう?
  • まーこちん
  • 2012/01/04 11:28 PM
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