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忘れられない人々 其の壱

マラウイで出会った、忘れがたき人々について。

今回は、チャリマトドライバー、Jamesをご紹介します。



※チャリマトとは、村落部のマラウイ隊員御用達の交通手段・自転車タクシーのこと。

 隊員の造語なので、マラウイアンには通じない。

 ちなみにマラウイアンは
「ジンガ」「ハイヤラ」
「カバザ」または
「ゾバンドゥカ(これを言うとウケる。風より速いという意味だとか)」と呼ぶ。


赴任して4ヶ月、そろそろ地域の他の学校の巡回を始めようかということになりました。

ミニバス(TOYOTAのハイエースをバスとして使っている公共交通機関)で行けるところは一校しかなく、あとはチャリマトか徒歩で行くしかありません。

(道が未舗装な上、幹線道路からずっと遠いところなので)

ある意味異国からのお客様扱いである私が変な目に遭わないよう、校長先生は信頼できるチャリマトドライバーを紹介してくれました。
それがJamesとの出会いでした。

20代、4児の父・Jamesは英語が話せず、来たばかりでまだ現地語もよく分かっていなかった私は
「この先ちゃんとこの人とコミュニケーションをとって、行きたい場所に行けるのだろうか…」
とかなり不安でした。


「○○へ行きたい」とか
電話してアポを取る
(校長先生は心配して学校まで迎えに来てもらうように言ったため)
のは、割とすぐ出来るようになりました。


しかし、長い道中(時には一時間超)話をすることは最後まで慣れぬまま…。


そんなJamesを「この人はなんていい人なんだ!」
と思わせる出来事がありました。


ある日、お客様が来ることになり、食べたいものを尋ねたところ「カンガ(ホロホロ鳥)」と言われました。


うちの警備員さんに聞くと、マコテ村のAさんとBさんが商っているらしいとのこと。
マコテ村はうちから自転車で1時間ぐらいだという。


私はそれだけの情報を頼りに、カンガ探しの旅に出ることに。

Jamesに頼んで800クワチャ(日本円400円程度)で往復してもらうよう交渉。
(ちなみにその相場だと往復20kmくらい)


Jamesは行ったことがない村だったようですが、道行く人に聞きまくって、なんとかたどり着くことが出来ました。

道中、ぬかるみ(雨季だったので)で進めず引き返したり、チャリのまま小川を渡るところがあったり、藪の中の道なき道を通ったり、かなり冒険の匂いがする旅となりました(笑)



ようやく目的の家にたどり着いたのは良かったのですが、

どちらの家もシーズンオフで今は一羽もいないとのこと…


その交渉を全てJamesがしてくれました。

彼がいなければ絶対たどり着けなかったし、交渉も難しかったに違いありません。

さんざん連れ回した上に、収穫なし、しかも帰りついたのは日も暮れかけた頃。

800クワチャを申し訳なく思いながらも、Jamesは文句ひとつ言わず受け取ってくれました。





そして後日。


客人が帰ろうとしたまさにその時、



Jamesがカンガを持って現れたのです!



私「ごめんねJames、もう帰るところなんだけど…遠いから持って帰る訳にもいかないし…」


James「分かった。市場で売るから大丈夫」


そういって颯爽と去って行きました。


何て男前なんだ、James(´∀`)



それ以来、Jamesに一気に親しみを感じるようになったのでした。

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