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  • 2012.06.21 Thursday
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神を信じる ということ

※キリスト教徒の方、読んで気を悪くしてしまったらごめんなさい。
 あくまで私個人の見解です。




***********************************************************

日曜日、マコンボ姉さんが、カトリックの教会に連れて行ってくれました。

彼女は服装からして、異様な気合の入り様です。


9時半ごろに到着。
集会所みたいな、何の変哲もない建物です。

ゴスペル隊と一緒に、最初はみんなが歌っていたのですが、

そのうち人々は自分の祈りに集中しだし、

その様子が、祈りなんだか、呪詛なんだか

何だか異様な状況でした…トランス状態とでもいいましょうか。

不謹慎な私は、恐怖すら覚えました。



それから英語の流暢な人が聖書をチェワ語に翻訳して読み、

神父さんがそれを解説し、



そしてみんなで歌い、踊り、


祈り、聖書を読み、


私のような訪問者の紹介があり、


何人かが前に出て話をし、


歌い、踊り、祈り、聖書を読み、


子供が布を広げて持って、そこに献金し、


女声コーラス隊による歌があり、


そしてトランス状態になった人々が次々と倒れ、


祈り、そして祈る。


いつ終わるか分からないのと、慣れない雰囲気に気おされてしまい、
その辺りで帰ることにしました。


帰り道はマコンボ姉さんの説教というか、布教というか。

「あなたの中には悪魔がいる。それは時には蛇の姿をし、時に虎の姿をしている」
「それを追い払うために、神を信じ、祈りなさい」
「偶像崇拝は危険よ。だってそれは、神ではないから」
「神は私たちを祝福してくれている。だから私たちは、きれいな服を着て、きちんとご飯を食べることができる」



私には分からない。
何故みんな、そんなに素直に神の力を信じられるのか?
何を祈っているのか?祈りって、何?
お金があるから祈れるのであって、お金がない人は祈れない、だからいつまでも神の祝福を受けることができないってこと?

道を歩けば、村の人たちの生活レベルは明らかに違うことがわかる。
クワシオルコルでおなかが出ている子がたくさんいるし、中学生くらいの子はびっくりするくらい細い子がいる。
裸足は当然、破れかぶれの服を着ている子もたくさんいる。
でも、みんな元気で笑顔で接してくれる。

神の祝福って何だろう。
幸せって、何だろう。

私は神の存在を否定はしないし、
祈りの力が心に安らぎを与えるのであれば、それはとても重要なことだと思う。


うまく文章化できないけど、教会で見た人々と、村で見る人々が、私の中でどうもうまく結び付かない。
どう生きるのがいいのか?
神様って、何だろう?



まーこちん VS ちいさないきものたち

我が家にもとうとう、やってきました。


招かれざる客が。



その名は「ゴキブリ」



首都リロングウェのJICAドミトリーではちっちゃい奴しか見かけなかったので、

「マラウイのゴキブリはそんなに恐るるに足るものではない!!」

と思ったのが甘かった。



うちにやってきたのは、日本のと大差ない、見事な黒光りっぷり。

何故に?!そんないいもの食べてないよ私!!


とりあえず、トイレで初顔合わせし、
風呂場でも再会し、
挙句の果てに台所に出現。


ウォッチマンは素手で捕まえられるのですが、まだ彼が来ていない時間だったので、
箒の柄でやっつけました。


これから先が、思いやられます。。。


他にも色々な生き物がいます。
ヤモリ、巨大トカゲ(同僚はリザードと言っていた)、ナナフシ、カマドウマ、タガメ、カマキリ、鶏、ホロホロ鳥…
今朝は、リザードがカマキリをほおばっているところを目撃。食物連鎖ですな。
食べるんなら全部食べてくれればいいものを、上半分だけ残して去るリザード。
無残な亡骸は私が処分しました。
あ、食べたんじゃないのでご安心を。



この前、一番困ったのは「蝿」。
初めて生魚(マラウイ湖の淡水魚)を買ってみたら、
どこから嗅ぎつけてくるのか、いつもと違う青光りする蝿が大量にたかってきて、
料理するのも大変でした。

ここマラウイのローカルマーケットでは、魚も肉もパッキングされていません。
生のまま、むき出し状態です。
そんな調子なので、魚売り場はすさまじいことになっています。
肉売り場なんて目じゃない。
それでも皆、うまく売りさばき、買いさばき、料理して食べています。



まーこちんと小さな生き物との戦い、もとい、共存は始まったばかりです。





マコンボ姉さん

私は教員住宅の一角に住まわせてもらっています。
私のお隣さんは、マカワナ・マコンボ。
マコンボがfirst name らしい。

年齢はまだ聞いていないけど、おそらく二十代後半くらい。
生物と、家庭科を教えています。

マラウイ極北のカロンガ出身で、タンザニアの大学を出た
とっても賢そうな人。
でもむっちゃ気さくで親切、そしてエネルギッシュ。


毎日何かと顔を見に来てくれます。
一昨日は彼女の畑まで散歩し、同僚でもある彼女のフィアンセを紹介され、
マラウイの主食・シマの作り方を教えてもらいました。


昨日は私が持ってきた、日本食のレシピの本を一緒に読みました。
「トマトは使わないの?」
「油で揚げないの?」
「ライスケーキ(餅)って何?油揚げって何?豆腐って何?」

ここでは説明しにくいものばかりです(汗)


彼女はタンザニアのローズ・ムハンドという歌手がお気に入りらしく、
いつも結構な音量で流しています。
プロモーションDVDを見せてもらったのですが、コンセプトがよく分かりません。
とにかくタンザニアの歌姫のようです。
他にも、ゴスペルソングが好きなようで、よく歌って踊っています。


私は彼女が歌って踊るところを見るのが好き。
何だか幸せな気持ちになれるから。

そんなパワフルで可愛いマコンボ姉さんに、これから2年間とってもお世話になることでしょう。


お引越し完了。

11月19日(木)


ようやく任地に赴任しました。

小型ピックアップトラックに、運転手さん(マラウイアン)・私・K君・リキが乗ると、

ものすごい密度です。
リキが背中にまたがって、運転手さんの肩にだらだらよだれを垂らしていて、
非常に申し訳なかった。。。

9:00にリロングウェを出発。




10:30頃、スピード違反で捕まる。
16年務めているJICAドライバーにも関わらず。うーん。



まぁそのおかげで、リキがトイレに行けてよかった。



13:00、リウォンデでお昼ごはん。
運転手さんは少しでも早く行きたいらしく、ウエイターを急かす急かす。

「もう2年は待ってるぞ!!何をやってるんだ!!」

でもまだ10分しか経ってませんけど…?!




13:30に再び出発。
14:30にとうとう私の任地・ンタジャに到着。



ご近所さんが総出で手伝って下さり、私はほとんど何も運んでいません(汗)
本当にありがたい限りです。


K君を見送り、家を片づけていたら、
お隣の生物教師・マカワナさんがやってきて

「今日は御馳走するからうちにおいで」と招待してくれました。

ブロイラーのさばき方を見せてもらいました。
うーん。まだ一人では無理だ。

鶏をゆでて、カレー粉をまぶして揚げ、さらにトマト煮込みにするという料理。
あとはからし菜の油炒め・インゲン豆を炊いたん・そしてお米のご飯。
美味しかった!!


それからウォッチマン(警備員)のワイソンさんがうちに来てくれることになりました。

うちの学校は結構田舎にあるので、むしろウォッチマンを雇う方が目立って危ないんじゃないか?という気がしないでもないんですが…
とりあえず、毎晩来てくれています。



片付けも一通り終わり、一人でマーケットにも行けるようになりました。(何回か迷いかけた)
いつも中国人に間違われるんですが、マーケットに中国人のお店があるからみたい。
今度行ってみよう。


昨日はお店のマダムに「マイコ、ダンスは出来るの?」と尋ねられ、
適当に踊って見せたら大ウケしてびびりました。
なんなんだこれは。



そんなこんなで、少しずつ新学期も近づいてきています。
まだ分からないことがあまりにも多すぎて、不安だらけです。


ようやく

 JICAドミトリーには10月半ば頃から、

「11月16~18日にダニ駆除の薬剤散布を行うため、ドミトリーは使用できません」

という貼り紙がなされていました。

その頃はまだ、赴任は11月1週目だと信じて疑わなかったので、

「自分には関係ないよなぁ〜」と思っていました。



ところが。
16日になっても、赴任のめどが立たない。



そこで、ダニ駆除の間、公費で近くの「KOREA GARDEN LODGE」に泊まることに。

同期シニアのTさんが、マラウイ到着当初からずっと泊まってらっしゃるところ。

日本人始め、アズング御用達のホテルです。

経営者の奥さんは、何と元マラウイ隊員。

とっても快適。



Tさんの部屋にはテレビがあり、NHKを見ることができます。

昨日、久しぶりにNHKを見て、



日本人がいっぱい映ってる!!
マスクしてる人ばっかり!!ダウンまで着てるし!!
為替と円の相場が!!円って!!


マラウイアンに囲まれ、季節は雨期前の夏、すっかり通貨クワチャに馴染んだ私には、なんだか新鮮に映りました。




そんなこんなで、赴任を待ちわびていた私とK君でしたが、
ようやく明日、赴任することになりました。

結局ディーゼル調達のめどが立たず、JICAのガソリン車で行くことに。
内陸国かつ資源の少ないマラウイは、何かと不利なことが多い気がする。



ドミトリーでアンニュイ(?)な時間を過ごしていた私でしたが、
理数科の先輩が2週連続でケーキを焼いて下さったり、
また別の理数科の先輩がピザを焼いて下さったり、
ドミ委員長がいろんな素敵スポットに案内して下さったり、
早々に赴任していなかったら多分会えなかった19-3次隊の先輩に会えたり。

赴任が遅れたなりに、良いこともたくさんありました。
出会いを無駄にしないよう、大切に。


明日からしばらく、首都リロングウェとはお別れです。


次に来るのは、1月にある隊員総会。
その時には、もう次の隊次が来ている。


同期はどんな風になっているかな。
私は少しは、チェワ語もヤオ語も英語も話せるようになっていたい。



相次ぐ赴任延期

 ディーゼル不足は思ったより深刻なようで、
赴任は来週火曜日以降に延期となりました。

…以降?!

なんとか新学期が始まる12月7日までにいけたらいいなぁ。


ドミトリー生活がどんどん長引いていきます。


ところで首都のJICAドミトリーでは、ほとんど日本と変わらない生活が送れます。

とりあえず、南アフリカ資本のスーパーマーケット「SHOPRITE」に行けば、ほとんど何でも手に入るので、物に不自由することはありません。高いけど。

掃除はハウスキーパーさんがやってくれるので、いつも綺麗に保たれています。

インターネットも有線LANで、混んでいなければ好きなだけできます。
隊員同士で、音楽・ドラマなどのデータ交換も盛んに行われています。

日本から雑誌や物資(主に日本食)を送ってもらっている人もいて、本棚には半年前のCAMCANが並んでいたりします。

電気・水道完備で、お湯だって出ます。
キッチンには炊飯器やオーブン・電子レンジもあり、冷凍庫・冷蔵庫もあるので、料理に不自由することもありません。
先輩隊員が置いて行ったくれたのであろう、食器や調理器具も充実しています。

同期が赴任する前には、ここでいろんな料理を作っていましたが、
私とKくん2人では、ご飯・味噌汁・肉野菜炒め、に相場が固まりつつあります。

昨日なんて、昼食を作るのがついに億劫になってしまい、
ドミトリーの近くにある「ボヘミアンカフェ」という素敵カフェでランチを食べてみたり。

先輩隊員が入れ替わり立ち替わりやってきて、いろんな話をしてくれます。
NTC(二本松訓練所)以上の濃ゆいメンバーの方々です。

事務所に用事があったり、
犬やサソリにかまれたり、
謎の発熱の療養だったり、
隊員会や分科会の会議があったり、
とりあえず週末を過ごしに来たり、
任国外旅行のための前泊だったり、

とりあえず、誰かしらドミトリーにいます。
とても恵まれたところです。
一泊100クワチャ。
でも赴任前の新規隊員はタダで泊めてもらっています。


早く赴任して任地に馴染みたい。



アルバート・モチドメ・カトリーヌ・リキ

りき
 K君が先輩M隊員から受け継いだわんこです。
略して「リキ」

私は犬が苦手だったんですが、
リキだけは別格です。
むちゃくちゃかわいい!!

そしてこの名前は、因縁めいていて余計にかわいがりたくなる。



ところでマラウイの隊員は、犬を飼っている人がとても多いです。
マラウイアンは犬を怖がるので、防犯のためということもありますし、寂しさを癒してくれるというのもあります。


私も飼えるものなら飼いたいところですが、
我が家は狭いということもあり、
また税金で養ってもらっている肩身の狭さもあり、
結局飼わないことになりそうです。




穀潰しの日々

10月の最後の週で、現地語訓練も無事終了しました。

関係省庁を訪問し、いよいよ赴任の時期がやってきました。


まずはエイズ対策のKちゃんとJくんが4日に赴任。
J君は無事辿り着いたようですが、Kちゃんはタイヤがパンクしたとかで、結局着いたのは翌日。


そして青少年活動のMちゃんは、4日に迎えが来るはずだったのですが、

リロングウェにお迎えが到着したのは18時。
その日のうちに南の果てムランジェに行くのは無理だろうということで、結局翌日に出発。
しかも燃料不足でブランタイヤに1泊し、6日にようやく着いた模様。


それから栄養士のAちゃんが、7日に赴任。
こちらはリロングウェでお買いものしたい人が便乗していたらしいですが、後は問題なく着いたようです。


で、残された理数科のK君と私。
9日に赴任する予定でしたが、マラウイ全土でディーゼルが不足する、という事態が発生し、
11日に延期されました。

場合によっては、まだ延びるかもしれません…。

何もせずとも、生活費ももらえ、国内積立金も頂けるという。

ボランティアなんて名ばかりの、非常に申し訳ない状態です。


そんな穀潰しの状態で、JICAって、協力隊って、いったい何やねん、という話をしていました。


私とK君は、「中等理数科現職教員再訓練プロジェクト」に参加することになっています。
マラウイのセカンダリースクールの先生は、プライマリーの免許しか持っていない人がたくさんいるため、レベルアップを図るためにこのプロジェクトが組まれたようです。
しかし、協力隊員は新卒、あるいは現職でも経験の浅い人が多いのです。
こんな若造が、現場で働いてきた先生方の再訓練を担うなんて、日本では考えられないと思います。
私たちにとってはいい経験になるかもしれないけど、本当にマラウイの教育の発展に貢献できるのか?と考えると、
ちょっと疑問です。
現場でのマンパワーにはなるかもしれないけど、長期的な視点から考えると、どうなんだろう。
しかも物理や化学は世界共通だけど、家庭科って国によって差がありすぎるし、
私はマラウイの生活についてまだ何にも知らないに等しいし、
日本のやり方を紹介するといっても、それが果たして役に立つのか?という気もするし。


赴任する前から、不安と疑心暗鬼とで、ぐるぐるしています。




任地訪問!!

 語学研修の合間に、任地訪問に行きました。

自分でアポイントメントをとって、一人で行って、一人で帰ってくる。

今まで一人旅などしたことがなかったので、本当に不安だらけでした。



私の任地は、Ntajaという町にあるMbenjere Secondary Schoolです。

校長のMr.Namachaは、数学の先生で、45歳くらいらしい。

電話をすると、
「その期間は卒業試験中で試験監督のため、ほかの学校に出向いているので、次の週にしてほしい」とのこと。

(注:マラウイでは、日本の小学1年生〜中学2年生までがPrimary School、中学3年生から高校3年生までがSecondary Schoolに通うことになっています。
Secondaryの2年で進級試験が、4年で卒業試験がそれぞれあり、合格しないと次のステップに進めないことになっています。)

しかし、次の週はまた語学研修が控えており、行くことができません。

つたない英語でなんとか20日に会う約束を取り付けることができました。



19日朝。
同期のメンバーで一緒にバスデポ(バス乗り場)まで行き、それぞれの任地に向かうバスに乗って別れました。
私がバスに乗ったのは6:40

そして

発車したのは9:40


「満員になるまで発車しないので、運が悪いとかなり待たされる」
ということは行く前から聞いていたのですが、
噂どおりでした!!


バスが停車していると、物売りがたくさんやってきます。
私は黒人さんばかりの中でとても目立つので、窓を叩いて気を引こうとする売り子さんが何人もやってきました。

売っているものは、飲み物(コーラ・ファンタ・ビニール袋に入った水・マヘウというトウモロコシから作った濃厚なドリンクなど)、軽食(ドーナツ・パン・サモサ・ゆで卵など)は分かるのですが、

Lilongweで発車する前は、懐中電灯を売りに来たり、よくわからん雑貨を売りに来たリ。

道中で停車すると、玉ねぎやニンジンの束を抱えてやってくる売り子さんがたくさんいて、びっくりしました。
いや、長旅に野菜はいらんから。

でも後ろのおばちゃんは、キャベツを買って豪快にむしっていました。


1日目は、Liwondeというところで宿をとることにしました。
私の任地Ntajaは、そんなに都会ではないので、泊まるところがないかもしれないと言われたからです。
LiwondeにはNational Parkがあるので、泊まるところは多分あるだろうと。

バスでおよそ4時間半。14時にLiwondeに着きました。


宿を探す前に、葉書を出そうと思って、郵便局に行きました。
道行く人に尋ねたら、自転車タクシーを拾ってくれて、
「これに乗っていけばいいよ」
とのこと。

チャリマト
こんなやつです。
初自転車タクシー!!10分くらいで着きました。

郵便局で日本に3枚絵葉書を出しました。
1枚120クワチャ。全部20クワチャ切手で渡され、局員のお姉さんが見本に1枚分、豪快になめて貼ってくれました(笑)
狭いスペースに、値段だけ見えるように、重ねて貼ります。


それから宿を探しました。
「JICAのフィールド調整員から言われたところは危ないので、高くてもいいから安全な所に泊まるように」
と、ボランティア調整員から言われ、紹介されたところをあたったのですが、

泊まりたかったところはあいにく空きがなく、ちょっと値段の高いロッジに泊まりました。



翌日はいよいよNtajaに行きました。
Liwondeからバスで1時間半。

そこは、完全にアウェイでした。
目立ちすぎる私。取り囲む周囲の人々。
私は、宇宙人なのか?!と思いました。
迎えに来てくれた地理教師Francisに会うまで、むっちゃ怖かった!!

自転車タクシー2台で、学校まで行きました。
20分くらいで、小高い丘の上にある学校に到着。

いろんな人が、一気に自己紹介をしてくるので、全然覚えられない(汗)
でもみんないい人でした!!

私の名前は「まいこ」なのですが、
現地の人には「」Mike」に聞こえるらしく、
「男の子みたいな名前だね〜」
と、いろんな人に言われました。

ファンタを御馳走してくれたのですが、マラウイアンは皆ビンの王冠を歯で開けるので、栓抜きを探すのに苦労していました。
ごめんなさいひ弱で…。

校長先生にアポを取ったはずなのに、Namachaはやっぱり試験監督で17時まで戻らないとのこと。
宿、どうしようかな…と思いながら、様子が分からず待つことに。


私の面倒を見てくれるのは、家庭科と地理を受け持つ42歳男性教師、Andrew。
マラウイでは、教師の数が全然足りていないので、2教科以上受け持つのはごく普通のことのようです。


Andrewが調理室を案内してくれました。
調理室には電気クッカーもステンレスのシンクもあり、ミシンも思ったよりたくさんありました。
たぶん、マラウイの中ではかなり恵まれた学校だと思います。

あれ、Andrew、何か食材を持っています。

「Maiko、材料を買ってきたからここで昼ご飯を作ろう!!日本の料理の仕方を教えてくれ!!」


ええー!?


材料は米、トマト、玉ねぎ、グリーンリーフ、卵、油、そして塩。


Andrew、ごめんなさい。私の能力では、この材料で和食を作ってあげられない。


結局お米を炊いて、後の材料でスープを作りました。

「ずいぶん変わった料理の仕方だね〜」

と言われましたが、確かに適当すぎた。

Andrewも、トマトと玉ねぎのオムレツを作ってくれました。


彼の料理はおいしかった。私のは…微妙。

でも二人で一緒に食べました。


それからいろんな先生とだらだらしゃべりながら、Namachaの帰りを待ちました。


結局17時になっても帰って来られず。


その間に家を案内してもらいました。



学校敷地内の教員住宅です。



走ったら30秒で学校に着きます!!


ご近所さんはみんな先生です。



これが私の家です。部屋はここのみ。
ほかの隊員宅に比べると、こぢんまりしているんですが、
一人暮らしには十分です。思ったよりもずっときれい。



外に台所、シャワー室(水のみ)、トイレ(何と水洗!!)があります。
この背側右手が部屋で、左手が入口です。


電気はソーラー、水は井戸汲みという隊員もいる中、私は恵まれているの一言に尽きます。


18時頃に無事Namachaとも会えて、成り行きで自分の部屋に泊まっていくことになりました。
快適快適。これからいろいろカスタマイズしていこう。




翌日。
昨日のお昼を作りすぎたので、残りを晩・朝と食べていたら、Andrewがやってきました。
「Maiko、なんで同じものばっかり食べてるんだ?食べるものを変えたらいいじゃないか!!」
と言われたんですが
「だって、もったいないし」
ということを、うまく伝えられず。


マラウイの朝は早いです。
生徒は7時ごろから登校してきて、7:30には1時間目が始まります。
一日40分×9コマあり、3:00には学校は終わりです。


Andrewが授業をするというので、見せてもらうことに。
最初に教室であいさつしたら、
「Good morning,Madam」
と言われ、くすぐったいような照れくさいような。
でも自分がMadamって歳なのが正直信じられない。


Andrewの授業はすごくいいテンポで、板書を写してみたんですが正直必死でした。
日本語で同じことやれって言われても、私には到底無理そうだなぁ〜

途中で内職していた生徒が締め出され、
後からどうするのか聞いてみたら、「罰則を与える」とのこと。
調理室の掃除をさせるらしい。


その後、道が分からない私のために、Andrewが自分の授業をFrancisに代行で頼んで、
バスデポまで送ってくれました。かたじけない。


チャリマトで通ったのは遠回りの道で、近道を通れば歩いて20分でバスデポに着けました。


この町に、住むことになるのか〜。
早く、なじめるように頑張ろう。



そのあと、Domasiに住む先輩の体育隊員宅に遊びに行きました。

もう日本人に会えるだけで、ほっとしました。


彼の家は、うちに比べると豪邸です。

もう一人、放送技術の先輩隊員と合流して、

体育隊員の任地Domasi教員養成大学を見学し、

彼の旧家を見に行き、

日本のODAで出来たチャンボ(淡水魚の一種)の養殖場を見学し、

バーでファンタを御馳走になり、

庭で剣道とバドミントンとバレーをし、

そして夜はムランジェの同期隊員Mちゃんと野菜の先輩隊員も合流して、焼き肉を御馳走になりました。
至れり尽くせり。


そんなこんなで、翌日はLilongweに戻り、任地訪問も無事に終了。


意外と、一人でも動けるもんだね。うん。

















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