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  • 2012.06.21 Thursday
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1学期終了!!

何はともあれ、終わりました。
シラバス半分くらいしか終わらなかった…2学期から挽回せねば!!

1年生が入学してきたのは、新学期から遅れること1ヶ月。
日本のような、入学式はありません。
健康診断やスポーツテストもありません。
制服だって結局のところ、1学期の間に着てきた子は片手で数えるほどでした。
きっちり授業時数を数えるということもないので、オリエンテーションで最初の二日は否応なく潰されました。

私の担当は1年生の家庭科。週に3コマあります。
最初は自分の英語が理解してもらえず、また生徒が質問してくる英語が理解できず、そして臨機応変に答えることができず、うろたえるばかりでした。
1学期を終えてそれがマシになったかと言えば…まだまだ。

生徒に私の発音が笑われたり、
要領を得ない説明に頭上に「?」が溢れていたり、
「チェワ語で説明すれば分かってもらえるのに!!」ともどかしく思ったり。

テストの前の週は復習週間ということで、授業を自習にしてテストを作っている同僚に驚きました。
大体自習にしたって、まじめに勉強している生徒は稀です。皆しゃべっています。
でも誰かが監督に入るでもなく、放置です。
日本では考えられない緩さ。

最後の週にテストをして、2月19日に終了。
再試・追試はなし。欠席すればそれでおしまいです。
残念ながら最後の3日間、健康診断のために首都に上がらないといけなかったので、最後の日に何をしたのかは不明。。。

学期休みの間に、先生は採点・成績つけをして、生徒の自宅に成績表を郵送します。
しかし同僚の話によると、今学期の休みは2週間しかないので、多分発送は来学期に入ってからになるだろうとのこと。
うーん、なんてのんびりしてるんだ。

採点をしていると、問題の英語が読めない生徒、問題の意味を取り違えている生徒がたくさんいる一方で、
私の説明以上のうまい解答をする生徒も。
50点満点で、最高点は42点。平均点は23点。
40%未満は赤点なんですが、ノート点で底上げしても3割は落第。。。しかもテストを受けていない生徒も1割ほど。
なかなかここから引きあげていくのは難しそうです。頑張らねば。

成績をつけていてびっくりしたのは、名簿があるのに全然活用されていないところです。

A組の成績表にB組の生徒のものが混じっていたり、出席番号が存在しないので順番がめちゃくちゃだったり、
見たことのない名前の生徒がいたり。
生徒の名前の綴りも、書くたびに違ったり、苗字が2つあるのが普通なのですが書くたびに違う方を使ったりして、混乱することが多い。。。

そんな波乱の1学期でしたが、とにかく終わって一安心。
2学期からは学区内の他の学校の巡回も始める予定なので、
忙しくなること間違いなしです。


神様からの贈り物

ご近所さんがやってきた!!
(新しい隊員のことです。)


一人はバスで2時間ほどのBalakaに、理数科教師(男性)が。
もう一人はバスで20分ほどのNsanamaに、理数科教師(女性)が。


Balakaに来た子は、「Mphatso(=Gift)」というマラウイアンネームをもらったらしい。

彼が着任して一週間後、彼の配属先の教頭がうちの学校に異動して来ました。
(何でこんな半端な時期に異動なのかは謎ですが、マラウイではよくあることのようです。どういうわけかうちの学校は2ヶ月近く教頭が不在のままでした。)
「Mphatsoには会ったか?」
と聞かれて、初め何のことか分からず、聞き返してしまいました。


「何故Mpatso?」と聞くと、
「彼はBalakaに届けられた神様からの贈り物だからだ」とのこと。


なんだかうらやましく感じてしまいました。
私も同僚に、そんな風に受け止めてもらえる日が来るのかしら。


Nsanamaに来たのは、19-1次隊でマラウイ隊員だったAlinafe。短期ボランティアで、任期は半年。
「Alinafe」はチェワ語で「with us」と言う意味らしい。
以前の任地でつけてもらったマラウイアンネームらしい。
名前のとおり、マラウイアンと共にあるようなお方です。チェワ語も堪能。
戻って来る前から理数科の先生の間ではかなりの有名人で、私の隣人・マコンボ姉さんも友達らしい。


2年後、私もAlinafeくらい、マラウイアンに溶け込めるかな。


HIP HOPな彼

が出来た、わけではありません。
同僚の一人、Mr.サゲメ(←何だか日本語っぽい気がするw)は、動きの全てがHIP
HOPに見えてしまう24歳・理科教師。
私の独断と偏見によれば、うちの学校一の色男なんじゃないかと思います。
ちょっと彼を紹介したい。


ある時、数学と農業を教えているMr.ヤッシン(私がチェワ語を分からないのを知ってか知らずか、超早口で話しかけてくるのが困りもの)が私の電子辞書で遊んでいました。
小さな機体にタッチペンやキーボードが収まっているのが珍しいので、これを見た人は必ず「それはPCなのか?」と尋ね、触ってみます。

それで、大概の人は英英辞典で何か英単語を入力してみるわけです。
広辞苑とか見たってわけ分からんだけですので。

ところが、横から加わってきたサゲメ氏はちょっと違いました。
「日本語の辞書で、『マラウイ』って引いてみて」と。

何でそんなことを聞いてきたのは謎ですが。

そこで私が広辞苑を引いて、大まかな説明をしました。
「旧称ニヤサランド」のくだりで、ちょっとだけマラウイの歴史を教えてくれるサゲメ氏。
日本語に近付いてきてくれるだけじゃなく、私に対する心遣いも忘れないところが素敵。


その他にも、違う人と日本食の話をしていたら「やっぱりスシでしょ」と言ってきたり、

暇つぶしに折った鶴をあげたら「これは『オリガミ』ってやつだね」と言ってくれたり。

見かけによらず(?)日本通です。
そしてそんな反応を受ける度、嬉しくなってしまうまーこちんなのでありました。


チマンガ花粉症疑惑?!

今週末から、異様に鼻がムズムズし出し、目も痒くなってきて
これってどう考えても花粉症ちゃうん?!という様相になってきました。



日本ではスギ花粉に悩まされていた私ですが、
ここで今咲いている花と言えば…




チマンガ(とうもろこし:マラウイの主食)しかない。。。




チマンガはマラウイ全土、ほぼどこにでも植えてあります。
うちの近所も例外ではありません。
マーケットに行くまでに通る道は、チマンガ畑かサトウキビ畑かどちらかです。




これ、いつまで続くんだろう…?

**********************************************

ところで先週の金曜日、放課後にディスコがありました。
学校の講堂で。先生が準備しているという。
結構大音量で、いろんな曲を流していました。
入口で30クワチャ徴収していましたが、どう考えたってお金持ってないんじゃないかと思うちびっこも乱入していました。

マラウイアンは老いも若きも、踊るのが大好きです。
でもそんな複雑な動きじゃないけど。
適当に真似してると、異様に喜ばれます。

遠巻きから見てると、ただ踊りたい子もいれば、
カップルで濃厚なダンスを披露しているところもあったり、
好きな子と一緒に踊ろうと必死でモーションを掛けている男の子もいれば、
ただ横で品定めをしている?女の子がいたり、
なかなか面白かったです。

「踊らないの?」と何度も聞かれ、その度に「踊り方を知らない」と断り、
誰かエスコートしてくれないかなぁ…と都合のいいことを考えつつ、傍観者に徹していましたが、
手を引いてくれたのは、可愛い女の子でした(笑)
これはこれで、悪くないかな。
気づいたら同僚に、携帯でムービーを撮られていてびびりました。


皆本当に楽しそうで、停電にならなくて心底よかったと思いました。



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